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【UKB】神戸空港/マリンエア-35@airline【RJBE】

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/09/13(金) 07:53:30.08 ID:PvyK5Hvg0.net
馬鹿にもわかるように、もう一度書いておこう

関西三空港懇談会合意は、二つの相矛盾する方針から成り立っている

第一の命題:関空の拠点性を高め内際ハブ化する
第二の命題:三空港を有機的に活用する

本来、関西の航空需要は単一の空港で賄える規模だから、伊丹、神戸を廃港にし、
関空に統合すれば第一の命題は簡単に達成しうる
しかし、地域の事情などを勘案し、第二の命題は三空港を使え、となっている
この矛盾をいかに調整するかが関西三空港懇談会の場と言える

今回の懇談会においては、神戸の規制緩和が主たる議題となったわけだが、神戸の
利用を高めることは、関空の拠点性を崩す方向のベクトルを有するから、第一の
命題に反することになる
したがって、神戸の利用を高めた上で第一の命題を満たすには、残る伊丹空港で
もって関空の拠点性を高める方向の処理をしなければならない
具体的に言えば、伊丹を廃港にするしかないわけだが、それはしないと言う
であれば、神戸の利用促進は、関西圏の航空需要の増大分に比例した分量に制限され
ざるを得ない
それが短期的課題における門限の一時間延長と発着枠80回という回答となったわけだ

では、中期的にはどうか?
伊丹を廃港にしない以上、中期的にも神戸の利用促進は関西圏の需要増大分に制限
されざるを得ないと考えられるが、問題はどの程度関西圏の航空需要が増えるかが
未来予測を伴うため不明なことだ
順調に右肩上がりで需要が増大するのなら神戸の国際化も視野に入ってくるだろうが、
昨今の中韓情勢を踏まえれば、とてもではないが楽観できない
だから、関西エアポートは神戸の国際化を長期的課題であるとして強く訴えたのだろう

にもかかわらず、神戸の国際化が中期的課題に盛り込まれたのはなぜか?
自分は政治的な妥協の産物だと推測する
仮に、神戸の国際化が長期的課題だとされた場合、事実上のゼロ回答となるから、
久元神戸市長と井戸兵庫県知事が受ける政治的ダメージは重大なものとなる
これを回避するには、何としても中期的課題に格上げさせなければならない
そこで、関空の枠拡大をエサに、それを神戸国際化回避の抜け道として用意することで
関西エアポートの歩み寄りを引き出したのではないか

まぁ、神戸も関西エアポートも取るものは取ったし、全体として見れば、上手に纏めた印象だが、
神戸がそれ以上を望むのであれば、伊丹を廃港にするしかない

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