【朗報】矢作萌夏写真集「自分図鑑」発売前に重版決定！AKBでは小嶋陽菜以来の10万部達成

47の素敵な

トレーダーY
5つ星のうち4.0　少し擁護する。
2019年8月7日
他のレビューを読んで、そういう意見もあるのかと思ったので、すこし擁護したい。
本人も自分が人生で初めて出した写真集のレビューは眠れないほど気になるだろうから。

写真集は脱ぐものだと思っている。そういう意見だった。
16歳、17歳のアイドル一年生に、グラドルばりに脱げよと大人は喚き散らす。
もったいぶるなと。金を返せと。

冷静になろう。
彼女は、一度しか無い青春の、空の下にいる。

努力をして、ファンに認められて、考えて。矢作萌夏はこのグループで異例の抜擢を受けた。
周囲からの期待の大きさは尋常では無い。ソロコンサート開催、写真集発売、センター。
ブログ、握手会、劇場公演、単独コンサートの振り入れに雑誌撮影、インタビューと
ほとんどプライベートが無い中で、彼女は学校に通う、ただ1人の多感な年頃の女の子だ。

いつか言っていた。私は笑っている。アイドルだから。
ファンの方が楽しんでくれるようにみんなのことを覚えて、ちゃんと目を見て話すのだと。
みんなにちゃんと楽しんでほしい。だからいっぱい考えて、練習するのも大変だと思わない。
それを見た時、ああ、だからこの子はセンターになって、他のメンバーから頭１つ抜けたのだと、思った。

このグループは水着撮影に対して、他のグループ以上に厳しい年齢制限をかけている。
それはつい、ここ1～2年の事だ。
露出が大人のメンバーに比べて少ないのは、その影響もあるのだろう。
本人は気にしていないようだから、これは大人の事情なのだろうと思う。
ひと昔前とはリテラシーが違う。そういう意味では、勢いの出しにくい世の中になってしまったのかもしれない。

最近発売された写真集は、坂道グループですら何も着ていないものが多い。
4次元から来たマヨラー星人も、ホットプレートで直接出汁巻卵を焼いた画伯も、だいぶ大胆な写真集で重版を重ねた。
だから見ている側は慣れてしまって、なんだ矢作萌夏の写真集は全然じゃ無いかという話になるのかもしれないが、
そうじゃない。
写真集には色々な形があって、色々な表情があって、本人の今が、等身大の時間があれば、それは、それは素敵な事だ。

完璧なものなんて無い。
誰もが初めての人生を生きている。
みんな等しく1度目で、リセットボタンは押せないから、格好悪くてダサくて失敗してもそのままやりきるしか無い。
どんなにキツイ練習や仕事の後でも「皆さんのことがだいすちです」と言って、笑ってみせる矢作萌夏の写真集が
彼女の名前と同じ、夏に出た。例年にないくらい、今年は暑い夏だ。

彼女がいつか人生を振り返る遠い日に、良かったことも大変だったことも、全部含めて幸せな思い出に変わっているといい。
あまり露出は少ないけれど、彼女は頑張っている。
矢作萌夏の「すち」が、たくさんの人に届くといい。