7/25〜スカディPU

16 ：非通知さん＠アプリ起動中 ：2018/07/24(火) 18:56:38.19 p.net

その将軍は冷血非情で拷問を好み、捕虜の肉を切り刻むため刀の背に鋸を彫らせていた。
「私の娯楽は、口を割らない相手の首を鋸で少しずつ少しずつ斬っていく事だ」と彼は公言し、周囲は密かに深く恐れた。

将軍に長年抵抗していた男が捕虜となった。
「秘密を教えるから拷問しないでくれ」と男は請い、将軍は「相談に乗れるかどうかは情報の価値次第だ」と嗤った。
男は口の両端を釣り上げ、言った。「お前の女房は俺とデキていて、情報を流してくれた。そのお陰で長らく潜伏できた」

狂ったように嗤う男に怒声を浴びせ、将軍はその首を刎ね飛ばした。
そして自邸へ取って返し、妻の首根っこを抑えた。
「いつから男を作っていた！？」
妻は喚き散らして抗弁したが、将軍は容赦せず、鋸で少しずつ首を斬っていった。
妻はひとたまりもなくショック死した。

新年の祝宴が開かれ、将軍はその席に顔を出した。
すると妻の兄が兵を率いて取り囲んできて、将軍は捕縛されてしまった。
「貴様は讒言に耳を貸し、我が妹を殺したな？　報いを受けろ！」
将軍は刑吏によって刀の鋸で首を少しずつ少しずつ斬られ、惨たらしい死を迎えたのだった。