カンニングよりたちの悪い助言行為に対策はあるのか？

名無し名人

将棋の場合、あまりカンニングに神経質にならないほうがよいのではないか
カンニングは効率的でないし、機会ロスも多い
自分で深く読んだ手よりソフトの手を選択したほうが勝率がよくなるとも限らない
ソフトの評価値が2,000の手は10数手先まで間違えることなく指せば2,000だが、
途中間違えると500に下がったり、次善手がしばしばマイナス評価になってしまうおっかない手の場合がある
評価値が1,000の手のほうが対応力に優れ途中次善手を選んでもマイナスにはならない良さがあるかもしれない
そうした違いは人間は感覚的に理解できるから、切れ味が鋭い危険な手よりも勝ち味が遅いが確実に勝てそうな手を選ぶことが多い

仮にソフトの手を常時チェックしてくれる協力者がいるのであれば話は別だ

秘密の伝達方法はいくらでもある
勝負を根底から台無しにしてしまうのは、カンニングではなく、こうした助言行為であろう
しかし、助言行為を完全に防ぐことはできない
「助言はご無用に願います」という棋士のプライドを信じるしかない
信じないこと自体が失礼であり、疑いだしたら将棋という勝負が成り立たなくなってしまう
だから踏み込めないのも理解できなくはない

しかし、リアルタイムで進行中の棋譜をネット経由で誰でもスマホの技巧に取り込むことができたり、
ネットでソフトの手を見ることができるようになっていることを鑑みれば対策は急務である
とくに、決め手となる手(評価値が大きく動く手)があるときに、あらかじめ決めておいた方法で棋士に伝達できれば、極めて有利な対局になる

したがって、対局中の電子機器の預りや外出禁止もよいが、助言行為にも厳しい決まりを作るべきではないだろうか
１．助言行為をした棋士は即刻除名にする
１．棋士であるかいなかを問わず助言行為をした者の将棋会館内への出入りを禁止する
これくらいは明文化して、事件にならないように助言行為にも眼を光らせていただきたい

というわけで、手口の研究と対策を練って見ませんか