アメリカで日本人留学生の減少が深刻　産経新聞

名無しさん＠涙目です。

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　世界の優秀な若い人材が集まり、最先端の学問に触れることができる米国。その中で、日本は取り残されつつある。

　「米国で学ぶ留学生は増え続けて約１１０万人に上ります。しかし、日本人留学生は、この１０年間で半分に落ち込んでいるのです」。
米国際教育研究所（ＩＩＥ）の担当分析官は、留学生事情をこう説明した。

　ＩＩＥによると、大学など高等教育機関に在籍した日本人留学生数は、１９９７～９８年が世界一で約４万７千人だった。
だがその後、減少傾向となり、２０１７～１８年には中国やインド、ベトナムなどに抜かれ８位で、約１万８７００人に落ち込んだ。
米国への「留学大国」だった日本は、今は独り負けの状態だ。

　■高いハードル

　留学は大きく２つに分けられる。高等教育機関などで一定の学術を修めた証しである学位を海外で取得する「正規留学」と、
海外への交換留学や語学学校に通い、日本で学位を取る「短期留学」だ。

　実は日本人の短期留学は増えている。文部科学省によると、米国を含め海外に１カ月未満滞在した留学生は平成２９年度に約６万７千人と、
５年前の２４年の約３万７千人から２倍近くになった。

　ただ、短期留学は「旅行の延長」という側面は否めない。分析官も「ますますグローバルになる時代で、日本の若者にとって
国際経験としての留学が人気だが、学位を取ることは日本人のキャリアパスにとって重要ではないようだ」と皮肉を込めるように話した。

　この背景として、米国の四年制大学などへの留学には、高額な学費や入学試験の難度といったハードルがあると考えられている。

　米国の一般的な四年制大学の学費は年間３００万～５００万円とされる。ローンを組んで通う学生が、その後返済できず破産するケースも多い。
その上、留学生には、入学の際に高レベルの英語力なども求められる。

全文
https://www.sankei.com/life/news/190423/lif1904230020-n1.html

アメリカで日本人留学生の減少が深刻 産経新聞

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