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【議論スレ】日本共産党が目指す共産主義社会について

1 :名無しさん@涙目です。:2019/05/18(土) 06:48:42.83 ID:7yhCCRdQ0●.net ?2BP(2000)
http://img.5ch.net/ico/naoruyo2.gif
http://korede.iinoka.net/?p=1227
日本共産党が目指している共産主義は、旧ソ連などの体制とは全く違うものです。

 日本共産党の目指す未来社会には大前提が二つあります。一つは、「私有財産の保証」です。
 綱領には、「社会主義的変革の中心は、主要な生産手段の所有・管理・運営を社会の手に移す生産手段の社会化である。
社会化の対象となるのは生産手段だけで、生活手段については、この社会の発展のあらゆる段階を通じて、私有財産が保障される。」(強調は筆者・以下同じ)と書かれています。
 「生産手段の社会化」の詳しい説明は省略しますが、「社会化≠国有化」である事だけは強調させていただきたいと思います。
 いずれにせよ、共産主義になったからといって、個人の財産が没収されることは100%ありません。


 現在の自公政権において、貯蓄なし(=私有財産のない)世帯が30%以上にまで増え続けています。私有財産を奪う政治を行っているのはどの政党なのか、と言わざるを得ません。

 もう一つの大前提は、複数政党の存在です。

 綱領には「さまざまな思想・信条の自由、反対政党を含む政治活動の自由は厳格に保障される。
「社会主義」の名のもとに、特定の政党に「指導」政党としての特権を与えたり、特定の世界観を「国定の哲学」と意義づけたりすることは、
日本における社会主義の道とは無縁であり、きびしくしりぞけられる。」と書かれています。
 つまり、将来、日本が共産主義国家になっても、どの政党も、政党活動を続ける権利は厳格に保証されるわけです。
 もちろん、現政権にとって気に入らない政党だからといって、公安警察に不当な監視をさせる、などという事も一切行われません。

 この二つを大前提としたものが、日本共産党の目指す共産主義社会です。
 今の資本主義社会との最大の違いは、「搾取の自由」が制限される事です。
 つまり、少なからぬ企業が行っている、長時間・低賃金で働く人をこき使って大儲けするような事はできなくなります。
 したがって、「ブラック経営者」をはじめとする、働く人をこき使って利益を挙げている人や会社、
そして、そのような会社を支える団体、さらにはそのような会社に投資して大儲けしている人たちは、共産主義になると困ります。
だからこそ、徹底的に、日本共産党を攻撃するのです。
 逆に言えば、それ以外の普通に生活している人たちは、共産主義になったところで何ら困ることはありません。
 共産主義になった結果実現することとして、綱領には「社会から貧困をなくすとともに、労働時間の抜本的な短縮を可能にし、社会のすべての構成員の人間的発達を保障する土台をつくりだす。」と書かれています。

 ただ、この共産主義への移行は一足飛びにできるものではありません。
社会というのは生きて動いています。それをいきなり停止して、明日から大きく異るルールで社会を動かす、というのは不可能です。
 

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