異世界小説の冒頭を書いてみたから評価してくれ

以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします

ここは異世界アーランド。洞窟で震えている彼、タダシは、地球からこの世界へ飛ばされてきた。しかしタダシは、ここが異世界であるという事に気付いていない。

(寒い.....どうしよう、気づいたら森の中、なんとか洞窟を見つけたが、これからどうすれば......)

タダシは困っていた。
タダシがウンウン唸っていると、タダシは洞窟の奥からゴソゴソと物音がするのを聞いた。どうやら何か生き物が出口まで歩いて来ているようだった。

(なんだ？まさか熊か？)

やがて姿を現したその生き物は、普通の生き物ではなかった。ドロドロの液状の中に、目玉が一つ入っている。出来損ないのゼリー寄せのような化け物だった。
怯えたタダシは、見つからないように身を陰に隠したが、
その化け物はタダシを見ると、一瞬で彼の目の前まで移動した。

(速っ！？)

あまりの速さにタダシは避ける間もなく、その化け物に飲み込まれた。

その化け物はタダシを消化すると、やがて人間へと姿を変え始めた。
姿が変わったその化け物は、人間の身体の機能を得た。
化け物は言語と思考能力を得て、考える事が出来るようになった。化け物が思考能力を得て、初めて考えた事は、「人間......うまいな」であった。

化け物には目的があった。それは、この世界の生きとし生ける者を全て喰らい尽くす事だった。

彼は大地のマナの歪みにより産まれた化け物、後に人間達に、「X」と名付けられる史上初の魔素生命体だ。