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【社会】鉄鉱石投資トラブル、出資者も思わず信用 「タイ王族」も登場した豪華視察ツアー 金の指輪も配布
- 1 :ニカワ ★:2016/07/23(土) 03:49:28.13 ID:CAP_USER9.net
- ONK社が出資者を無料招待した鉄鉱石採掘現場視察ツアーでは、タイの「王族」や「僧侶」が登場し、金の指輪が配られたという。こうした“演出”は、出資者らを信用させるための舞台装置だった疑いが指摘されている。
「日本をはじめ各国の商社 メーカー 鉱山技師が視察に訪れる」「1ライン月産4万8千トン」。同社が制作したPRビデオには、鉄鉱石を採掘するショベルカーや選鉱プラントとみられる施設が映っていた。
家族で9600万円を出資し、平成25年1月に視察ツアーに参加した東京都の50代の主婦は「工場のオープンを祝うイベントにはタイの王族や僧侶、警察や軍の関係者という人もいた。そこまで見せられたら信用してしまう」と振り返る。
2500万円を出資したという40代の会社役員の男性も、「イベントのためにタイの王族をチャーター機でバンコクから連れてきたと聞いた。工場の一角には立派なゲストルームもあって驚いた」と話す。参加者には22金の指輪が配られた。
一方、本当に採掘が進んでいるのか不安を覚えた出資者もいた。「広い鉱山で動いていたのはショベルカー2台とベルトコンベヤー2、3台だけだった」(40代男性会社役員)ためだ。
視察ツアーから半年後、配当は突然止まった。出資金の返還を求める出資者に対し、ONK社日本代表を名乗る男性は「タイの情勢が悪い」「洪水があって鉄鉱石を輸出できなくなった」などと理由を並べて返還に応じず、「弁護士先生のところに行って話をしよう」と申し出たという。
栃木県の40代男性がこの弁護士に接触すると、「『貴殿が何を言っているのか分からない』という態度だった」という。
ONK社側は、投資事業組合を立ち上げ、高い収益率が見込めるファンド事業を展開し出資者らに順次配当するなどと説明していた。
「ONKの代理人」を名乗っていたこともある同社側の弁護士は産経新聞の取材に「タイの王族の血を引いているONKの代表者から返事が来ない」と釈明。ファンド事業については「機関投資家から資金調達し、うまくいきそうな雰囲気もある」とした。
ただ、出資者らが刑事告訴の動きを示していることには「詐欺の実態がないので立件は無理だと思う。せっかくお金をつくろうとしているのに、駄目になるのはもったいない」などと話した。
http://www.sankei.com/affairs/news/160722/afr1607220007-n1.html
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