【超余裕】“商品につまようじ入れ動画 ”YouTubeに投稿し逮捕（当時19歳）『つまようじ少年』が胸中を初独白

ばーど ★

『な～な～名古屋で万引き　おれは神様以上の存在だ！』（投稿された動画より）

　2015年、店の商品につまようじを入れたように見える動画や万引きを装った動画をYouTubeに投稿。当時19歳の少年が逮捕された事件から間もなく3年…。

　当時「つまようじ少年」と呼ばれた男性が初めてテレビの取材に応じ、ジャーナリスト・大谷昭宏さんがインタビューしました。

　今月２日、名古屋の東海テレビを訪れた、当時「つまようじ少年」と呼ばれた男性。今は２２歳です。自分が犯した過ちを話すことで誰かの役に立つならと、取材に応じてくれました。

大谷：マスコミがあの動画を取り上げたりしたりして、つまようじ少年と名前付けたりして大騒ぎしてそれは愉快だった?

元少年：正直に言いまして。愉快犯というか、そういう風に報道されることを嬉しがっていた部分もあります。

『今、名鉄に乗ってます』（投稿された逃亡時の動画より）

大谷：大勢の人が見て「うちもやられるんじゃないか」と。今までなかった形態の犯罪、そこがネットの恐ろしさというか。罪を犯す側からすればこんな便利なものはないじゃない？

元少年：その通りだと思います。自分の事件がネットを通じてみんなに見てもらうことを意識したものであると思うので。お菓子の容器につまようじを入れるというのは、そもそもその行為自体もしていなかったし、ネットってやっぱり見てもらうからこそ。変な言い方かもしれませんが当時は「価値があった」と思っていたのかもしれません。

　つまようじを刺した商品は売り物でなく、自分で購入したもの。警察から返却され、今も持っていました。

　元少年は、逃走する様子もネットに投稿していて、そこには警察を挑発するような言葉もあり、世間もその成り行きを追いかけました。

『無能、無能、無能警察♪』（投稿された動画より）

元少年：目立ちたいという感情よりかは、お金を稼ぎたくてYouTubeに動画を上げていました。注目を集める人は、やっぱり自分も多少あるけど寂しいといいますか、寂しさがあってそれをうまく表現できなくて、不謹慎な動画を上げて自分が注目されてそれを喜んでいる。

大谷：当時、孤独さが紛れた？

元少年：寂しさは紛れたと言えば紛れたんですけど、すぐになんていうか虚しさというか、こんなことでしか寂しさを埋められないんだ、注目を浴びられないんだ、とかそういったものを同時に感じていました。それよりももう、一度やってしまった以上ひけないというのがありまして、突っ走って逮捕までいってしまったというのがあると思います。

　１０代とネットをめぐっては、名古屋の高校に通う女子生徒４人が、地下鉄の線路内に入った様子をツイッターに投稿し、その後書類送検された事件や、同じく名古屋の高校に通う複数の男子生徒が、スマホアプリを使って女子高生を装いメッセージを送ってきた男性から電子マネーを不正入手した問題もおきました。

　また今年10月、神奈川県座間市のアパートで９人の遺体を遺棄したなどとして、白石隆浩容疑者が逮捕された事件では…。

「死にたい…」

　標的になったのは、ツイッターでこうつぶやいた若い女性たちです。

大谷：神奈川の座間の事件を聞いたとき、どんな風に思った？

元少年：やっぱり被害者は、自分のことをわかってほしいとか見てほしいという気持ちがあったのかなと。そこには自分も共感できるところがあります。ネットは自分みたいにコミュニケーション能力が低い人でも、簡単に相談できる悩みを打ち明けられるというそういった面もあると思います。

大谷：座間の被害者になった方たち。どうしてあげたら、あんな無残な目に合わなかったのかな？

元少年：やってあげてもよかったかなと思うのは、周りの人たちが本当にもう「ただ話かけるだけ」と言いますか、普通に雑談でも。普段から親とかがそういうことをしてあげればよかったのではないかなと。

>>2以降に続く

配信12/8(金) 20:18
東海テレビ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171208-00001836-tokaiv-soci

【超余裕】“商品につまようじ入れ動画 ”YouTubeに投稿し逮捕（当時19歳） 『つまようじ少年』が胸中を初独白

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