【福島】全校生徒のおよそ８割が自転車で通学している郡山市の高校で独自の取り組み「自転車運転免許制度」

1 ：靄々 ★：2019/09/26(木) 06:25:19.83 ID:1xMCaNkh9.net

自転車事故で約９５００万円の賠償命令が出たケースも　福島県郡山市の高校では独自の取り組み

福島県郡山市の高校では県内では珍しい自転車の運転免許制度を導入して登下校中の事故を減らそうとしている。

全校生徒のおよそ８割が自転車で通学している郡山北工業高校。
後を絶たないのが登下校中の自転車事故。

生徒：「そこの十字路のところで車がこっち見てなくてひかれそうになったことはあります」

生活指導部長 福田俊彦先生：「他校生とか後はやっぱり車との接触事故も多いです。お互いに止まるかどうかわからずに止まったと思って出たらばぶつかったとかそういった事故も結構あります」

そこで力を入れているのが事故防止に向けた独自の取り組み。
２５日は交通安全教室が開かれ、ドライブレコーダーの映像などを使って車から見た危険な自転車の運転を確認。

この学校では交通ルールを守る意識を高めるために２０１９年度に入学した生徒から自転車運転免許制度を導入している。
自動車学校で自転車の正しい乗り方や交通ルールを学んだ後、テストに合格した生徒に免許を交付するもので、東北の学校では初めての試み。

生徒：「小学校とかから乗ってきてはいるんですけどそういう標識とかの意味とか知らないのもあったのでいい経験になりました」
生徒：「車と同じルールに従ってしっかり走らなきゃいけないという気持ちが自分の中でついてきて周りにも声をかけるようになりました」

学校によると制度を導入してから自転車の交通事故は同じ時期に比べて５件減っているという。

生活指導部長 福田俊彦先生：「非常に交通マナーが良くなりました。昨年まではだいぶ苦情も来てたんですが今年はほとんど苦情もなく周りからも非常にこう交通マナーが良くなったという評価も得られてます」

このほか危険な箇所を記した独自のマップを作るなど様々な取り組みで自転車の事故を減らそうとしている。

【自転車が加害者になる事故は賠償金が高額になるケースも】
２０１７年には自転車が絡んだ交通事故は９万件を超え、６件に１件の割合で自転車側に原因があった。さらに内訳を見るとその４割が２０歳未満だった。

＜裁判を起こされたケース＞
１１歳の小学生が夜に無灯火で自転車を運転し６２歳の女性に衝突。
被害女性は後遺症が。約９５００万円の賠償命令が出た。

＜保険への加入が必要になってくる＞
加入率はまだ半分以下。
自転車の保険以外にも自動車保険や火災保険の特約などからも加入でき、保険への加入を条例で義務化した自治体も現れ始めている。

※ ソースに動画あります
http://www.fukushima-tv.co.jp/localnews/index.php?mode=detail&news_id=2019092500000004
2019年09月25日(水)　21:00　福テレ