原爆にまつわる怖い話43

37 ：本当にあった怖い名無し：2019/08/04(日) 01:01:34.62 ID:UXZrDiN60.net

>>36
わしは戦争が嫌いじゃ。
戦争は全部奪っていく。わしのもん、全部無くなっていきそうじゃ。
どうせならもう、わしごと連れ去っていってほしい。
それならこんな窮屈な思いせんでええのにから…。
そんなバチアタリなことを考えながら、義兄さんが帰ってくるのを待っとった。

なんでわしが義兄さんに対してこんなことおもようるかと言うと、一言で言えばわしと義兄さんはただならぬ仲になってしもうたからじゃ。
優しかった義兄さんは、ある夜突然わしの布団に入り込んできた。
そして、わしのちんぽを触りながら自分のかとうなったふぐりをわしに押し付けとった。
「お前ももう11じゃけえ憶えんとな」
「わしのも触ってくれや、こがあにしてしもうてからお前が悪いんじゃで」
「わしの舐めてみるか？」
ずっと耳について離れない。姉さんが嫁いだばっかのときは優しくて、兄（あん）ちゃんがもう一人できたみたいに嬉しかった。
それなのに義兄さんはわしのと自分のを擦りながら、息を荒らし、わしにいうた。

「どうせお前は方目が見えんのんじゃけえ、戦争には駆り出されん。じゃけえせめて戦争にいきょうるわしぐれえは愉しませえや」